アスベストのレベルとは?危険性と除去費用の違い【愛知の解体業者が解説】
1. アスベストはなぜ問題視されているのか?
アスベスト(石綿)は、かつて「奇跡の建材」と呼ばれ、耐火性・断熱性・防音性に優れた素材でした。
1970〜80年代に建築された住宅や工場、公共施設などに広く使用されており、いまも愛知県内各所の古い建物で見つかることがあります。
しかし、アスベストの細かい繊維を長期間吸い込むと、肺がん・中皮腫・石綿肺などの重大な健康被害を引き起こすことがわかりました。
そのため、2006年には製造・使用が全面禁止となり、現在では解体工事の際に「アスベスト含有の有無」を調査することが義務づけられています。
2. アスベストの「レベル」とは?
アスベストは「どのくらい飛散しやすいか(発じん性)」によって、3段階のレベルに分類されます。
数字が小さいほど危険性が高く、除去作業には厳重な管理・届出が必要です。
| レベル | 特徴 | 主な使用場所 | 危険度 |
|---|---|---|---|
| レベル1 | 吹付けアスベスト | 鉄骨の柱や梁、機械室など | ★★★★★ |
| レベル2 | 断熱材・保温材など | 配管・ダクト・ボイラー室など | ★★★★☆ |
| レベル3 | 成形板・スレートなど | 屋根・外壁・天井ボードなど | ★★☆☆☆ |
3. レベル別|除去作業の内容と費用の目安
🔹 レベル1(発じん性が著しく高い)
最も危険度の高いアスベストです。
作業は完全隔離された空間で行い、負圧装置や防護服・呼吸器を装備して実施します。
- 主な建材:吹付けアスベスト
- 使用例:鉄骨造建物の柱・梁、駐車場やビルの天井
- 届出:工事計画届・粉じん作業届・解体等作業届が必要
🔹 レベル2(発じん性が高い)
除去時に粉じんが発生しやすいため、厳重な養生と届出が必要です。
工場やボイラー室など、断熱・保温目的で使われていた建物に多く見られます。
- 主な建材:耐火被覆材・断熱材・保温材
- 使用例:配管・ダクト・ボイラー室など
🔹 レベル3(発じん性が比較的低い)
屋根材・外壁材・天井ボードなど、成形された建材に含まれています。
破砕や切断をしなければ飛散の危険は少ないですが、作業計画の作成が必要です。
- 主な建材:スレート(カラーベスト)屋根・セメント板・ビニール床タイルなど
- 使用例:住宅の屋根・外壁・内装ボードなど
4. アスベスト除去費用を抑えるポイント
✅ 複数業者に見積もりを依頼する
アスベスト除去工事は工法・届出・機材費によって費用差が大きく出ます。
見積りを1社だけに頼むと、不当に高い金額や法令違反の作業に気づけないことも。
必ず複数社で見積りを比較し、**「届出内容がしっかりしているか」**を確認しましょう。
5. まとめ|安全な除去と信頼できる業者選びを
アスベストは見た目では判断しにくく、含有しているかどうかを知るには専門調査が必要です。
放置したまま解体を進めると、法令違反や健康被害のリスクにつながります。
株式会社ゆいまーるでは、
🔸 有資格書によるアスベストの事前調査
🔸 除去作業の届出・有資格者による施工
まで、ワンストップで安全・確実に対応しています。
「古い家の解体を考えているけど、アスベストが心配」
「まずは調査だけお願いしたい」
そんな方も大歓迎です。
愛知県豊明市・刈谷市・大府市・東郷町・名古屋市でのアスベスト対応は、ぜひ株式会社ゆいまーるにご相談ください。
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愛知県豊明市を中心に、刈谷市・大府市・東郷町・名古屋市など地域密着で対応中。
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