【愛知版】キッチンに潜むアスベストとは?
解体前に必ず知っておきたい危険性・調査方法・費用を徹底解説
キッチンや水回りのリフォーム・解体をご検討中の方から、最近よく伺うのが
「アスベストってどこにあるの?」
「古い家のキッチンは危険なの?」
というご相談です。
結論からお伝えすると——
キッチン周りにはアスベストが使用されている可能性が非常に高い場所です。
特に愛知県の豊明市・刈谷市・大府市・東郷町などでは、
1970〜1990年代に建てられた住宅が多く、アスベスト建材が残っているケースがよく見られます。
本記事では、
キッチンで使われやすいアスベスト建材・調査の流れ・除去費用・放置リスクを
わかりやすく解説します。
🔍 そもそも“アスベスト”とは?
アスベスト(石綿)は耐火性・断熱性に優れ、大変扱いやすい建材でした。
そのため昭和の住宅では広く利用されています。
しかし後に、
- 肺がん
- 中皮腫
- アスベスト肺
など重大な健康被害を引き起こすことが判明し、現在は使用禁止に。
そのため、2022年からは
解体やリフォーム時のアスベスト事前調査が義務化されています。
🍳 キッチンで使われやすいアスベスト建材
キッチンは“火・熱・湿気”が多いため、耐火性のあるアスベスト建材が多く使われていました。
✔ 壁(化粧板・耐火ボード)
古い耐火ボードはアスベスト含有の可能性が高い部分。
✔ 天井材
断熱目的で石綿含有ボードが使われていることがあります。
✔ 床材(クッションフロア下の接着剤)
一見新しくても、下地の接着剤がアスベストというケースも。
✔ 給湯管・配管の保温材
見えない位置なので、専門でないと判断不可。
✔ ボイラー・レンジフード周り
高温になる場所は石綿紙・耐火材が使われている例が多いです。
見た目では判断できないので調査は必須です。
📝 アスベスト調査の義務(2022年〜)
愛知県内でも全国同様に
解体・改修前のアスベスト調査 → 行政報告が義務化されています。
- 解体:80㎡以上
- リフォーム(キッチン)も、対象建材がある場合は必ず調査が必要
調査をしないまま工事を行うと、
施工業者・施主の双方が罰則対象になることがあります。
🔎 調査の流れ(ゆいまーる対応例)
- 現地調査(無料)
築年数・建材の種類・改修履歴を確認 - サンプル採取
ボードや接着剤など、必要部分を慎重に採取 - 分析(専門機関)
顕微鏡でアスベストの有無を判定 - 報告書作成 → 行政へ届出
ゆいまーるで電子届出まで代行します - 結果報告と対応方法のご提案
🧹 アスベストが見つかった場合の工事方法
アスベストは“飛散性”に応じてレベル分けされています。
● レベル1(高リスク:吹付材)
キッチンでは少ないタイプ。
● レベル2(保温材・断熱材)
レベル1同様にキッチンでは少ないタイプ。配管保温材などは注意が必要。
● レベル3(ボード・床材)
キッチンで最も多いケース。
専用養生を行い、粉が飛ばないよう安全に撤去します。
ゆいまーるでは、
近隣への飛散防止・封じ込め作業を徹底しています。
💰 費用相場(一般的な目安)
● アスベスト調査
3〜10万円程度
キッチン単体なら比較的安価
● 除去費用
- 天井・壁のボード:3〜20万円
- 床材:3〜15万円
- 配管保温材:3〜10万円
- ボイラー周り:5〜20万円
範囲や状態により大きく変動します。
⚠ 放置するとどうなる?(リスク)
- 家族・作業員が吸い込む危険
- 工事途中で発覚し、追加費用が発生
- 解体後に近隣とトラブル
- 行政指導・罰則の可能性
“知らないまま工事を進める”ことが最も危険です。
🏗 株式会社ゆいまーるが選ばれる理由
- 豊明市・刈谷市・大府市・東郷町を中心に地域密着
- 石綿含有建材調査者によるアスベスト調査 → 除去 → 解体まで一括対応
- 行政への届出や書類作成もすべて代行
- 現地調査・見積りは無料
- 倒壊リスクがある古家でも、安全対策を徹底した施工
アスベストが心配な場合、まずは調査からご相談ください。
📞 まとめ:キッチンのアスベストは“早めの調査”が安心
キッチンはアスベストが潜みやすい場所です。
特に築30年以上の住宅は要注意。
リフォームや解体をお考えの方は、
まずは事前調査 → 結果から安全な工事方法を決めることが大切です。
豊明市・刈谷市・大府市・東郷町でアスベストが不安な方は、
株式会社ゆいまーるへお気軽にご相談ください。
【執筆者】
株式会社ゆいまーる 代表取締役 林麻樹
【所有資格】
一般建築物石綿含有建材調査者
石綿作業主任者
