解体したら地中から何か出てきた?地中埋設物で工事費用が変わることがある理由
「家を解体すれば土地はきれいな状態になる」
そう思われている方は多いのではないでしょうか。
実際には、建物を解体していると地中から思いがけないものが出てくることがあります。
古い浄化槽に井戸や、以前の建物の基礎・古い配管そして明らかに建物と関係なさそうなコンクリートや廃材など、建物が建っている間には確認できなかったものが解体工事を進めて初めて分かるケースがあります。
こうしたものを「地中埋設物」と呼びます。
地中埋設物が見つかった場合、その種類や量・処分方法によっては予定していた解体工事とは別に撤去・処分の費用が必要になることがあります。
今回は解体工事の現場で起こり得る「地中埋設物」について、なぜ事前に分からないことがあるのか?見つかった場合にはどう対応するのかを解体業者の立場から分かりやすく解説します。
解体工事でいう「地中埋設物」とは?
地中埋設物とはその名のとおり、地面の下に埋まっている構造物や設備・廃材などのことです。
例えば、次のようなものがあります。
- 古い浄化槽・便槽
- 井戸
- 以前の建物の基礎
- 古いコンクリート
- 古い配管
- 過去の増築部分の基礎
- 地中に残された廃材やコンクリートガラ
- 古い擁壁や構造物の一部
特に古い住宅では現在の建築方法とは異なる材料や設備が使われていることもあり、建物を取り壊してみないと分からないものが残っている場合があります。
実際に地中から出てくることがあるもの
古い浄化槽や便槽
下水道が整備される前に使われていた浄化槽や便槽が建物の解体後に見つかることがあります。
現在使われていないからといって必ずしも撤去済みとは限りません。
古い家の場合は、
「昔は浄化槽を使っていた」
という情報が残っているだけでも解体業者に伝えておくと現地調査の際の重要な判断材料になります。
以前の建物の基礎やコンクリート
建て替えによって現在の家が建っている土地では以前の建物の基礎やコンクリートが地中に残っているケースがあります。
現在の建物の基礎だけを撤去すれば終わりと思っていたところ、さらに下から古い基礎が出てくることもあります。
古い配管や井戸
使われなくなった配管や井戸なども解体工事をきっかけに確認されることがあります。
特に井戸は位置が分からないまま地中に残っている場合もあるため、昔から土地を所有されている方やご家族から情報を聞ける場合は事前に伝えていただくことをおすすめします。
過去の解体で残されたコンクリートや廃材
少し意外に感じるかもしれませんが、過去の工事で発生したコンクリートや廃材などが地中に残されているケースもあります。
現在の所有者の方からすれば、
「そんなものが埋まっているなんて知らなかった」
ということも珍しくありません。
なぜ解体前の見積もりでは分からないの?
ここは解体工事を依頼する方にぜひ知っておいていただきたいポイントです。
解体業者が現地調査をしても建物が建っている状態では地面の下をすべて確認できるわけではありません。
建物の基礎の下や土間コンクリートの下・地面の中に何があるのかを解体前に完全に把握することは難しいからです。
そのため解体工事の見積もりでは、
「現地調査で確認できる範囲の状況」
をもとに金額を算出します。
そして実際に建物を解体し、地面を掘削して初めて埋設物が確認できることがあります。
これは見積もりを適当に作っているという話ではありません。
解体工事には建物を壊して初めて分かる部分がある。
このことは解体工事を検討される際に知っておいていただきたいポイントです。
地中埋設物が見つかるとなぜ追加費用が発生するの?
地中埋設物が見つかった場合、そのまま放置できるとは限りません。
例えばコンクリートの塊が出てきた場合でも、
- 掘り出す
- 重機などで取り除く
- 大きさによっては小割りする
- 分別する
- ダンプなどで搬出する
- 適切な方法で処分する
といった作業が必要になる場合があります。
つまり、単純に「物が見つかった」だけではなく、その物を撤去して処分するための作業が発生します。
そのため地中埋設物の種類や量によっては、追加費用が必要になることがあります。
「追加費用が怖い」場合は解体前に何を確認すればいい?
地中埋設物について解体前にできることもあります。
例えば、次のような情報があればできるだけ解体業者に伝えてください。
以前の建物について
「この家は建て替えで、以前にも家が建っていた」
という情報だけでも解体業者にとっては参考になります。
浄化槽や井戸について
以前は浄化槽を使っていた。
昔は井戸があった。
そんな話を家族や近所の方から聞いている場合も伝えておきましょう。
増築やリフォームの履歴
増築した場所には現在の建物とは別の基礎や構造物が存在することがあります。
過去の工事について分かる資料があれば現地調査の際に見せていただくと判断材料になります。
地中埋設物が見つかったとき、ゆいまーるではどう対応する?
地中から何かが出てきたからといって、いきなり話を進めるわけではありません。
まず、
「何が出てきたのか」
を確認します。
そのうえで、
- そのまま残せるものなのか
- 撤去が必要なのか
- どのような方法で撤去するのか
- どの程度の作業が必要なのか
- どのような処分が必要なのか
などを判断します。
追加の作業や費用が必要になる場合にはその内容を御施主様に説明し、確認していただいたうえで進めることが大切だと考えています。
解体工事では工事を進めてみなければ分からないことがどうしてもあります。
だからこそ、「分からないものを分からないままにしない」ことを大切にしています。
地中埋設物は「追加費用が出ない業者」を探せばいいわけではない
解体工事を依頼する側からすれば、
「追加費用はできるだけ避けたい」
と考えるのは当然です。
ただし、地中に何が埋まっているのかを建物を壊す前にすべて把握することはできません。
そのため、
「追加費用が絶対に発生しない業者」
を探すというより、
「もし地中から何か出てきた場合、どのように対応する会社なのか」
を事前に確認しておくことが大切です。
見積もりの段階で、
「もし地中埋設物が見つかった場合はどうなりますか?」
と聞いてみるだけでも、その会社の説明や対応方針を知ることができます。
解体工事では「見えているもの」だけが現場ではありません
解体工事というと、建物を重機で壊していく姿を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、実際の現場では建物を壊した後の地面にも注意が必要です。
建物を撤去して、
「これで終わり」
ではなく、その下に何があるのかを確認して土地を次の用途へつなげられる状態にしていく。
それも解体工事の大切な仕事です。
そして地中埋設物のように事前には確認できないものがあるからこそ、現地調査だけではなく、工事中の判断や御施主様への説明も重要になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 地中埋設物は解体前に確認できますか?
A. 目視できる範囲や過去の資料などから予測できる場合はありますが、地中すべてを解体前に確認することはできません。建物や基礎を撤去して初めて分かるものもあります。
Q. 浄化槽が出てきた場合はどうなりますか?
A. 状況を確認したうえで、必要に応じて撤去・処分などの対応を行います。既存の浄化槽について分かっている場合は、事前に解体業者へ伝えておくことをおすすめします。
Q. 地中からコンクリートが出てきたら追加費用になりますか?
A. 撤去や処分が必要になった場合は、追加の作業費や処分費が発生することがあります。量や大きさそして処分方法などによって変わるため、まずは現場で状況を確認します。
Q. 昔の家の基礎が地中に残っていることはありますか?
A. あります。建て替え前の建物の基礎などが残っているケースがあります。過去の建物について分かる情報があれば、事前に伝えていただくと参考になります。
Q. 見積もりの段階で地中埋設物の費用を入れてもらえますか?
A. 事前に存在が確認できているものについては、必要な作業として見積もりに反映できる場合があります。一方、工事を始めるまで存在が分からないものについては、見積もりに含めることが難しい場合があります。
まとめ|地中のことまで考えるのが解体工事です
解体工事では、建物を壊す前には確認できない地中埋設物が工事中に見つかることがあります。
代表的なものとして、
- 浄化槽・便槽
- 井戸
- 古い基礎
- コンクリート
- 古い配管
- 地中に残された廃材
などがあります。
地中埋設物の撤去や処分が必要になった場合には追加の作業や費用が発生することがあります。
だからこそ解体工事を依頼する際には、金額だけではなく、
「もし地中から何か出てきた場合、どのように対応するのか」
まで確認しておくことをおすすめします。
建物の上だけを見るのではなく、その下まで考える。
それも解体工事の大切な仕事の一つです。
株式会社ゆいまーるへのご相談
株式会社ゆいまーるでは豊明市・刈谷市・大府市・東郷町等の愛知県を中心に、三重県・岐阜県などで建物解体、空き家解体・家じまいなどのご相談を承っています。
地中埋設物について気になることがある場合も現地の状況を確認したうえで、できるだけ分かりやすくご説明いたします。
現地調査・お見積りは無料です。
「古い家なので何か埋まっていないか心配」
「以前の建物の基礎が残っているかもしれない」
「解体後の追加費用が心配」
という方もまずはお気軽にご相談ください。
お電話:0120-361-275(ミライ ツナゴー)
豊明市・刈谷市・大府市・東郷町等の愛知県や、三重県・岐阜県での解体工事についてお気軽にお問い合わせください。
■株式会社ゆいまーるからのメッセージ
株式会社ゆいまーるは、愛知県豊明市を拠点に、豊明市・刈谷市・大府市・東郷町等の愛知県を中心として、三重県・岐阜県などで解体工事を行っています。
建物を壊すことだけを目的とするのではなく、**「近隣の方や御施主様に迷惑をかけない解体工事」**を大切にし、現場ごとの条件に合わせた安全対策と適切な施工方法を考えています。
これまで2,500件の解体現場に携わってきた経験をもとに、実際の現場で感じることや、解体工事を検討される方に知っておいていただきたい情報を、できるだけ分かりやすく発信しています。
また、これまでの仕事を通じて、東証一部上場企業様から表彰をいただいた実績もございます。
もちろん、表彰をいただいたことだけが私たちの仕事の価値ではありません。
一つひとつの現場で、安全に工事を進めること。
近隣の方への影響をできるだけ小さくすること。
そして、御施主様に「解体してよかった」と思っていただける仕事をすること。
そうした日々の積み重ねが、結果として評価につながったものだと考えています。
これからも、これまで培ってきた現場経験を活かしながら、地域の皆様に必要とされる解体業者であり続けられるよう、一つひとつの現場に向き合ってまいります。
■監修者・運営会社情報
会社名:株式会社ゆいまーる
所在地:愛知県豊明市栄町上姥子3番地19
代表者:代表取締役 林 麻樹
事業内容:解体工事業、空き家解体、家じまい等
許可番号:愛知県知事(般-5)第74912号
資格者:建築物石綿含有建材調査者
対応エリア:愛知県・三重県・岐阜県
現地調査・お見積り:無料
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