解体工事の現場に鉄板を敷くのはなぜ?重機のためだけではない理由
解体工事の現場を見ていると、建物の周りや敷地内に大きな鉄板が敷かれていることがあります。
「重機が乗るからかな?」
と思われる方も多いかもしれません。
もちろん、それも理由の一つです。
しかし解体現場で鉄板を敷く理由はそれだけではありません。
実際には、地面の状態を守ること、重機を安全に動かすこと、周辺への影響を抑えることなど、現場条件に応じていくつかの目的があります。
今回は解体工事で使われる「鉄板」について、現場ではどんな目的で敷いているのかを解体業者の立場からご紹介します。
① 重機の重量から地面を守る
解体工事では何トンもある重機を敷地内で動かします。
建物を壊すための重機ですから、当然ながら本体そのものにもかなりの重量があります。
地面の状態によっては重機が走行することで、
- 土が沈む
- タイヤやキャタピラの跡が深く残る
- 地盤が柔らかくなる
- 雨が降るとさらにぬかるむ
といったことがあります。
そこで、必要に応じて鉄板を敷き重機の荷重を地面に分散させることがあります。
特に土の状態や天候によって条件が変わる現場では鉄板を敷くかどうかも現地で判断するポイントになります。
② 重機を安定して動かすため
鉄板には重機が安全に走行・作業するための役割もあります。
地面が柔らかかったり雨などでぬかるんでいたりすると、重機が思ったように動けなくなることがあります。
重機が沈み込んだり足元が不安定になったりすると、作業効率だけではなく安全面にも影響します。
解体工事では重機そのものを安全に動かすことも非常に重要です。
そのため、
「ここは鉄板を敷いたほうが安全に作業できる」
と判断した場合には、必要な場所に鉄板を敷きます。
③ 道路や敷地を傷めないため
鉄板は地面を守る目的でも使われます。
例えば乗入れする際の公道や、舗装されていない敷地や、仕上げを残したい場所などでは、重機の走行によって地面が傷んでしまう可能性があります。
また解体工事では重機だけではなく、廃材を積み込む車両なども出入りします。
現場によっては、
「建物を壊した後敷地をできるだけきれいな状態に戻して引き渡す」
といったことまで考えて作業する必要があります。
だからこそ、最初から地面への影響を考えておくことが大切です。
④ 雨の日のぬかるみ対策にもなる
これは実際の現場ではかなり重要です。
解体工事では天候によって地面の状態が大きく変わります。
特に舗装されていない土の敷地では、雨が降ると重機や車両の出入りによって地面がかなりぬかるむことがあります。
その結果、
- 車両が出入りしにくくなる
- 重機が動きにくくなる
- 敷地から泥が道路に出やすくなる
- 清掃作業が増える
といった問題につながります。
そのため現場条件によっては鉄板を敷いて、作業性だけではなく周辺道路への影響も考えます。
解体工事では「建物を壊せば終わり」ではありません。
周囲の道路や近隣の状況まで考えながら進める必要があります。
⑤ どの現場にも鉄板を敷くわけではありません
ここは意外と大事なポイントです。
「解体工事なら必ず鉄板を敷く」というわけではありません。
敷地の状態や、
- 地面の硬さ
- 重機の大きさ
- 重機の進入経路
- 雨天時の状態
- 敷地の舗装状況
- 周辺道路への影響
- 工事後に残す部分
などを見ながら判断します。
つまり、鉄板も必要だから敷くのであって、何となく敷いているわけではありません。
これは先日の重機の話とも少し似ています。
解体工事では、
「大きければいい」
「多ければいい」
「とりあえず敷けばいい」
という単純な話ではありません。
現場に合わせて、必要なものを必要なだけ使うことが重要です。
解体工事は「壊す技術」だけではありません
解体工事というと、
「重機で建物を壊す仕事」
というイメージを持たれるかもしれません。
もちろん、それも仕事の一部です。
しかし実際の現場では、
どこから重機を入れるか。
どこを走らせるか。
地面は大丈夫か。
道路に泥を出さないか。
近隣に影響はないか。
といったことを考えながら、一つひとつ作業を進めています。
鉄板を敷くという一つの作業にも、そうした現場判断が関係しています。
よくあるご質問
Q. 鉄板を敷くと解体工事の費用は高くなりますか?
鉄板の搬入・設置・撤去には費用がかかるため、必要な場合は工事費に影響することがあります。
ただし、すべての現場で必要になるわけではありません。現場条件を確認したうえで判断します。
Q. 鉄板は敷地全体に敷くのですか?
いいえ、全体に敷くわけではありません。
重機の走行経路や作業場所など、必要な部分だけに敷くケースが大多数です。
Q. 自宅の庭に重機を入れる場合も鉄板は必要ですか?
庭の状態や重機の大きさ、作業内容によって変わります。
特に地面が柔らかい場合や、舗装・仕上げをできるだけ傷めたくない場合などは鉄板を使用することがあります。
まとめ
解体工事で鉄板を敷くのは、単に「重機が重いから」という理由だけではありません。
地面を守る、重機を安定して動かす、雨によるぬかるみを抑える、周辺道路への影響を減らす。
現場によって、その目的は変わります。
株式会社ゆいまーるでは、現地調査の際に建物だけを見るのではなく、重機の進入経路や地面の状態、周辺環境なども確認しながら、現場に合った施工方法を考えています。
「鉄板を敷く必要があるのか分からない」
「重機が入ることで庭や道路が傷まないか心配」
という場合も、まずは現場を確認してご相談いただければと思います。
解体工事のご相談・お見積りは株式会社ゆいまーるへ
株式会社ゆいまーるでは、豊明市・刈谷市・大府市・東郷町等の愛知県や三重県・岐阜県で、建物解体・空き家解体・家じまいなどのご相談を承っています。
現地調査・お見積りは無料です。
「こんな場合は鉄板が必要?」というような小さな疑問でも構いません。
解体工事について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
📞 0120-361-275(ミライ ツナゴー)
■株式会社ゆいまーるからのメッセージ
株式会社ゆいまーるは、豊明市を拠点に、豊明市・刈谷市・大府市・東郷町等の愛知県や三重県・岐阜県で解体工事を行っています。
私たちが大切にしているのは、建物をただ壊すことではありません。
近隣の方や御施主様にできるだけご迷惑をかけないこと。
そして、現場ごとの条件に合わせて、安全に、適切な方法で工事を進めることです。
これまで2,500件の解体現場に携わってきた経験をもとに、建物の状況だけではなく、道路・地面・周辺環境なども含めて現場を確認しています。
また、これまでの仕事を通じて、東証一部上場企業様から表彰をいただいた実績もございます。
もちろん、表彰をいただいたことだけが私たちの仕事の価値ではありません。
「解体してよかった」と御施主様に思っていただけること。
そして、工事中も近隣の方にできるだけ安心して過ごしていただけること。
それを大切に、一つひとつの現場に向き合っています。
■監修者・運営会社情報
会社名:株式会社ゆいまーる
所在地:愛知県豊明市栄町上姥子3番地19
代表者:代表取締役 林 麻樹
事業内容:解体工事業、空き家解体、家じまい等
許可番号:愛知県知事(般-5)第74912号
資格者:建築物石綿含有建材調査者
対応エリア:愛知県・三重県・岐阜県
現地調査・お見積り:無料
電話:0120-361-275(ミライ ツナゴー)
